- 培養液の入ったコニカルチューブ(目安は、1〜3日程度の培養)
- 平板培地
- スプレッター
- ピペット(P20)、チップ(P20)
- 消毒用アルコール
- ゴム手袋
- マーカーペン
- キムタオル
- ごみ袋
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ゴム手袋をつけ、手をアルコール消毒する。クリーンベンチ内をアルコールで拭き、クリーンベンチ内に入れるものはアルコール消毒する。
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平板培地に水滴がたまっていたら、キムタオル上でトントンして水滴を落とし、10分程度乾燥させる。
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コニカルチューブを左手(右手)、ピペット(20μL)を右手(左手)に持つ。コニカルチューブのふたを緩め、ピペットにチップを装着して、2回ほど軽くトントンと抑え込む。
※チップの先は操作中に他の部分へ触れないようにする。両手を使っているので、気がそれがちになるため、注意する。触れたら、チップを付け替える。ピペット本体の先も、チューブ内面に触れないようにする。こまめに、ピペットの外面はアルコールで拭く。 -
コニカルチューブのふたを開けて、ピペットで培養液を取り、平板培地の中央にそっとのせる。
※目安として、2日間培養した培養液は、20~40μL。但し、コロニーの出現を早急に確認したい場合や、培養液にほとんど変化が見られなくても播種する場合は、100 μL播種している。
※ふたは置かずに手で持つ。置く場合は、置く面を直前にアルコール消毒するか、きれいなキムタオル上に置くようにする。 -
コニカルチューブのふたを閉めて、チップを捨てる。
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ピペットとコニカルチューブを置き、スプレッターを包装から取り出す。
※スプレッターが袋の切り口にあたらないように注意しながら取り出す。あたってしまった場合は破棄すること。 -
右手(左手)でスプレッターを持ち平板培地上に固定して、左手(右手)で平板培地を回転しながら全体に行き渡るように均等に広げていく。その後、縦方向に3~4回スプレッターを動かすなどして培地に刷り込む。
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蓋をして、裏返し、端の方に日付やコニカルチューブの番号などの情報を記入する。
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インキュベータの温度設定を30℃にして、培養する。